メールボックスに新規メールが届いていました。
送ってきた相手は、44歳バツイチ女性。
離婚したばかりで、バレーボールが趣味の女性です。
でも、どうもキャッシュバッカーっぽくて、萎えました。
そこで今回は、
- なぜキャッシュバッカーだと思ったのか?
- キャッシュバッカーのプロフが巧妙になっていること
などについて深掘りしてみました。
キャッシュバッカーとは
キャッシュバッカーとは、出会い系サイトでキャッシュバックを狙う女性。
キャッシュバックといっても、最近は、現金に換金するのではなく、景品やギフト券が多いようです。
出会い系サイトは、大体、男性会員は有料、女性は無料です。
サイト側は、男性に課金してもらうために、女性が積極的に活動してほしい。
そこで、女性は男性からのメールや掲示板投稿で、ポイントをもらうことができます。
このポイントは、ギフト券や景品と交換できるので、ポイント稼ぎをする人をキャッシュバッカーといいます。
キャッシュバッカーだと思うポイント
キャッシュバッカーじゃないのか?と疑ったポイントは、以下の2点でした。
- 文面が妙にエロい
- 最後に行動を促す構文になっている
一見、普通のメールっぽいですが、よくよく見ていくと、怪しい感じがわかります。
むしろ、男性なのでは?と思う内容でした。
文面が妙にエロい
メッセージ文は画像のような内容です。
メッセージ文の最初に「セフレを求めて登録しました」とあります。
初っ端から、「セフレを求めて」とは女性が言わない内容だと感じました。
さらに、やたらと胸の大きさを誇示する文面が続きます。
「Hカップのブラを付けているが、はみ出るのでIカップかなと思う」など、女性が初対面で送る内容ではありませんでした。
最後に行動を促す構文になっている
文章の最後に「一人の男性が見つかったらこの自己紹介を削除する予定です」と書いてありました。
これは、マーケティングの文章の型「PASONAの法則」のNarrowing Down(絞込)の部分です。
ターゲットや期間を限定して、行動を促すための構文になっています。この点も怪しいと感じました。
プロフが巧妙になって驚いた
以前はキャッシュバッカーといえば、メールの件名かエロい内容で、写真もけっこうな美人というのが相場でした。
いかにもキャッシュバッカーといえるメールの件名だったら、メール自体開かないのに、開いてしまったので、巧妙になったなと感じたんですよね。
実際のメールの件名とプロフィールは、ここに貼付した画像です。
件名は「ママさんバレーやってます」という現実的なものだし、写真も、そこら辺にいそうな女性で、顔の半分を隠すというちょっとぼかした感じが、なかなか巧妙です。
自己紹介文も、半年前に離婚して、やっと落ち着いたので登録しました、というありそうな設定です。
メールを開くのにもポイント消費してしまうので、いい経験になりました。