実践記

あと95日|44歳バツイチ女性からのメール

メールボックスに新規メールが届いていました。

送ってきた相手は、44歳バツイチ女性。

離婚したばかりで、バレーボールが趣味の女性です。

でも、どうもキャッシュバッカーっぽくて、萎えました。

そこで今回は、

  • なぜキャッシュバッカーだと思ったのか?
  • キャッシュバッカーのプロフが巧妙になっていること

などについて深掘りしてみました。

キャッシュバッカーとは

キャッシュバッカーとは、出会い系サイトでキャッシュバックを狙う女性。

キャッシュバックといっても、最近は、現金に換金するのではなく、景品やギフト券が多いようです。

出会い系サイトは、大体、男性会員は有料、女性は無料です。

サイト側は、男性に課金してもらうために、女性が積極的に活動してほしい。

そこで、女性は男性からのメールや掲示板投稿で、ポイントをもらうことができます。

このポイントは、ギフト券や景品と交換できるので、ポイント稼ぎをする人をキャッシュバッカーといいます。

キャッシュバッカーだと思うポイント

キャッシュバッカーじゃないのか?と疑ったポイントは、以下の2点でした。

  • 文面が妙にエロい
  • 最後に行動を促す構文になっている

一見、普通のメールっぽいですが、よくよく見ていくと、怪しい感じがわかります。

むしろ、男性なのでは?と思う内容でした。

文面が妙にエロい

メッセージ文は画像のような内容です。

メッセージ文の最初に「セフレを求めて登録しました」とあります。
初っ端から、「セフレを求めて」とは女性が言わない内容だと感じました。

さらに、やたらと胸の大きさを誇示する文面が続きます。
「Hカップのブラを付けているが、はみ出るのでIカップかなと思う」など、女性が初対面で送る内容ではありませんでした。

最後に行動を促す構文になっている

文章の最後に「一人の男性が見つかったらこの自己紹介を削除する予定です」と書いてありました。

これは、マーケティングの文章の型「PASONAの法則」のNarrowing Down(絞込)の部分です。

ターゲットや期間を限定して、行動を促すための構文になっています。この点も怪しいと感じました。

プロフが巧妙になって驚いた

以前はキャッシュバッカーといえば、メールの件名かエロい内容で、写真もけっこうな美人というのが相場でした。

いかにもキャッシュバッカーといえるメールの件名だったら、メール自体開かないのに、開いてしまったので、巧妙になったなと感じたんですよね。

実際のメールの件名とプロフィールは、ここに貼付した画像です。

件名は「ママさんバレーやってます」という現実的なものだし、写真も、そこら辺にいそうな女性で、顔の半分を隠すというちょっとぼかした感じが、なかなか巧妙です。

自己紹介文も、半年前に離婚して、やっと落ち着いたので登録しました、というありそうな設定です。

メールを開くのにもポイント消費してしまうので、いい経験になりました。

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