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柴犬モモの憂鬱7
それからルイスと話をした。

一見落ち着いて見えたが、たまにチラリと子供っぽさが見え隠れする。

「モモ姉さん、これおもしろいよ!かじったら硬いの出てきた!」

ルイスの方を見てびっくりした!
なんせルイスがかじって食べていたのは私が玄関から出ないようにするゲートだったからだ。
木でできたゲートが、見ると一部分ポッカリと欠けてしまっている。
私はゾッとした。

今まで私は幾度となく噛み跡をつけてきたが、いくら噛んでもビクともしなかったのだ。それをルイスはボリボリと食べているではないか・・おまけに硬いのとはボルトではないか!?
何という破壊力・・もしかして、この力を私に見せつけるためにわざと噛んだのか!

恐怖で固まりかけていた私にハヤトが話しかけてきた。
「モモちゃん、ルイスは体が大きくなっても心が子供のままなんよ。犬社会の厳しさをしっかり教えてやってね。」

!?
主君が私に頼みごとをしている!
主君が私にお願いをしている!
主君が私に助けを求めてる!

こ、これは、、
私の命をかけてでも、ルイスにしっかりと犬社会を教え込まなければいけないなではないか!?

チラッとルイスを見るとボルトを咥えてニヤリと笑っていた。(←と見えた)

私はゴクリと唾を飲み込み、ルイスに向き合う覚悟を決めたのだった。

  

コメント(1)
ゴンちゃん 17日前返信
モモ姉さんは責任感強いんですね〜😊
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そうなんです。なんせ武士の犬だもんで🐕✨
user_icon のありんご
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